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看護部長からの挨拶

 

 

皆様、こんにちは!

ときわ病院看護部長の福井玲子と申します。

ときわ病院の看護部ページにアクセスしていただきありがとうございます。

 

 

 ときわ病院は、三木市の南部にあり、神戸市西区にも隣接しており、その地域住民の方々が病院に来られます。地域に根差す病院として役割を果たしていきます。

病院には、入院、外来機能だけでなく、介護支援センター・在宅支援課・通所リハビリセンター・少し離れて、特別養護老人ホームがあり、地域住民の方を最後まで、ケアさせていただければと考えています。 

  看護部のお話をさせていただきます。

看護部は外来部門と病棟部門、そして歯科衛生士も看護部の組織下です。

外来部門には、外来診察室・内視鏡室・採血室などを担当します。

病棟部門は、一般病棟・包括ケア病棟・医療療養病棟・回復期リハビリテーション病棟の4つの病棟があります。それぞれ機能が違います。

病棟の詳しい説明は、それぞれの病棟のページをご覧ください。

   ときわ病院の看護部は「高齢者看護」に取り組んでいます。

入院患者さんの90%が高齢者ということもあり、再び学ぼうと看護主任たちを中心に取り組んでいます。今年で3年目に入りました。

看護師が学びたいことから、困っていることから、「テーマ」を決めました。

アンケートを取ってみると、「皮膚トラブル」がトップに上がりました。

私としては、とても以外でした。日々、聞こえてくるのは、せん妄の患者さんや転倒転落の患者さんのことが多かったのですから。

「皮膚トラブル」についての勉強会は、高齢者の皮膚は脆弱であること、湿疹や乾燥による皮膚掻痒感があること。それに対して、ドライスキンを助長させない方法や脆弱な皮膚に対して、テープのはがし方から皮膚洗浄液など見直し、勉強会を開催しました。

効果は、ありましたよ。

皮膚剥離などのインシデントが少なくなりました。皮膚保護もできているのでしょう!

車椅子のフットレストにぶつけての皮下出血などもほぼなくなりました。

みんなが困っていることを「テーマ」にし、取り組んで成果が出ると嬉しいものです。

 3年目の今は、「身体抑制をしないケア」を目指して取り組み始めました。

「身体抑制」が当たり前。患者さんを守るために必要と身体抑制をしてきた私たち。

勉強会を進めて行く中で、「身体抑制」ということに、私たちの感覚がマヒしていたと

気が付く。

「今している抑制は本当に必要?」「少しでも外せない?」と行動が変化してきています。

「身体抑制をしないケア」はとても大きな変革です。日本ではブームにもなっています。

「身体抑制をしないケア」の取り組みは、患者さんの尊厳を守り、私たち看護師、介護士の尊厳も守ることと考えます。

自分がされて嫌なことを、患者さんにすることは意に反している行為。してはいけない行為だからです。

簡単ではありませんが、「抑制するエネルギー」「抑制しないエネルギー」同じ使うならどちらに使いますか?

私たち、挑戦していきたいと思います。

  ときわ病院看護部の理念は「温もりのある看護・介護を目指し、最善の努力をいたします」としています。

 「高齢者看護」の勉強会を継続することは、この理念につながり、「温もりのある、優しい看護・介護ができるときわ病院」でありつづけていきたいと思います。

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